給食費無償化のお話
こんにちは。石塚あつしです。
今回から政策について書きたいと思います。
第一回目は「小中学生の給食費無償化」についてです。
私が給食費無償化について考えたきっかけは2年前ほど前に多摩市在住の大学生から「中学生の時に友人が栄養失調から来る貧血で救急車で運ばれた」と聞き大きな衝撃を受けた時からです。
給食は学校給食法で「子供達の健康な心身の育成のため」と規定されています。一方で給食費は「親が負担する事」とも明記されていますが、私は子供達の健康な心身を育成するために、負い目なく美味しく給食を食べる事が出来る環境を整備しなくてはならないと思っています。
給食無償化を実施している学校数は文科省が初めて調査をした2017年では全体の4.4%の76校のみでしたが、子育て支援やコロナ禍・昨今の物価高による家計負担の軽減として給食費無償化の声が続々上がっています。
埼玉県戸田市(多摩市と同じ不交付団体)は令和5年1~3月 国の臨時交付金と一般財源を充て3~15歳の給食費無償化を決定しました。また、東京都では葛飾区が令和5年4月より給食費無償化を東京都で初めて実施する予定です。
仮に多摩市で小中学生の給食費の無償化を実施する場合、約6億円が必要となります。多摩市の令和4年度の一般会計(福祉・教育・一般事務)予算が630億円ですので約1%を捻出すれば可能となります。
厳しい時代だからこそ、子供の心身の健康を育成する、その環境の確保をする事が我々大人の責任であると考えています。
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